【GVHスタートアップインタビュー】マジシャンになりたかった僕がスタートアップを始めた理由

2015年からGVHに入居し、先日東京オフィスを構えられたクラフルの大野社長に、起業の経緯についてお話をうかがってきました。

プロフィール
株式会社クラフル 代表取締役社長CEO 大野 拓海氏

27歳。2011年度公認会計士試験合格。
会計士試験合格後、IPO準備中のベンチャー企業でIPO実務担当者として業務に従事。その後、会計コンサル会社へ転職。
2015年にコンサル会社を退職し、趣味のハンドメイドをテーマにしたスタートアップを行うべく株式会社クラフル設立。

クラフル:http://craful.co.jp


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大野さん 自宅兼クラフル東京オフィスにて


今までだれもやったことがないことをやりたかった

– 起業のきっかけを教えてください。

最初に「起業」を意識したのは高校3年生の時です。当時、プロマジシャンを本気で目指していましたんですが、いわゆる「天才との壁」を超えることができなくて結局は諦めました。
周りにも「マジシャンになるから大学受験はしない!」と高らかに宣言していたんですが、それも高3の秋にあっさり撤回しました。(笑)
進路についてどうしようかと悩んだ時に、当時ちょうど堀江さん(※堀江貴文氏 元ライブドア代表取締役社長CEO、現SNS media & consulting株式会社 ファウンダー)や藤田さん(※藤田晋氏 株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)がすごく有名になっていた時代で、そういう方たちの活躍をみて起業家サイドに回りたいなと思ったんですね。
昔から僕の中で、「今までだれもやったことがないことをやる人=マジシャン」という定義があって、マジックの業界でマジシャンになるのは諦めましたが、ビジネスの世界でマジシャンを目指そうと思い、とりあえずまずは社会を知るために、企業に就職しました。


好きなことを仕事へ

– アイデアから起業に至った経緯を教えてください。

サラリーマンをやっているときも、ずっと起業したいという思いはありました。
ただ、どういった領域で起業するかは考えていなくて、自分が好きな趣味の領域がいいな、と漠然と思っていました。
そんなとき、OIH(※大阪イノベーションハブ。大阪府大阪市のグローバルイノベーション創出支援拠点)でEsty(米国発ハンドメイドマーケットプレイス)の元COOであるアダム・フリードさんのイベントに参加しました。ハンドメイドはもともと好きだったのですが、ビジネスの面からハンドメイドのマーケットに関する話を聞いて、面白いなと思いました。そこで実際に自分でマーケット分析してみたところ、「あ、いけるやん!」となり、起業を決意しました。
サラリーマンとして2社経験した後、退職前の有休消化中に法務局に行って株式会社を設立しました。(笑)

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オリジナルチロルチョコ。味はクッキー&ホワイトチョコでした。間違いない。


おススメ本紹介

– おすすめの本などあれば教えてください。

本は結構読みます。最近は通勤時間がなくなったので、(注:オフィス兼自宅の為)読む時間が少なくなりましたが、それでも1ヶ月に5,6冊のペースでは読んでいます。
社会人としてのおすすめの本と、スタートアップとしてのおすすめの本それぞれあるんですが、まず社会人としてであれば、ゴールドラット博士の本がおススメです。
特に、「ザ・ゴール」、「ザ・チョイス」は社会人だったら全員読んだ方がいいと思います。ビジネス書ですが、小説仕立てで読みやすく面白いです。

スタートアップとしてのおススメの本は、伊佐山 元さんの「シリコンバレー流 世界最先端の働き方」ですね。スタートアップがいかにクールでカッコいいかが書いてあります。

あとは、マジシャンのコンサルタントをしている、アンディ・コーエンという方が書かれた「マジシャンの教え」という本も面白いです。

マジックとマーケティングをクロスさせた内容で、実際にあったマーケティングの施策を紹介しながら、マジシャン流の切り口で、ユーザーをどうやってエンゲージメントさせるかを解説している本です。
これも小説形式で進んでいくので読みやすいですし、マジックのトリックも解説されているので、マジックも学びながら自分のビジネスも上手くいくという最高の本です。(笑)

 

– お話ありがとうございました!

いかがでしたでしょうか。
引き続き、不定期ですがスタートアップインタビューも掲載していきますので是非ご覧ください!


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おまけ。自称ハンドメイド男子の大野さん with かぎ針編みの帽子


 

取材・写真:株式会社サンブリッジグローバルベンチャーズ 川辺